テーマはありきたりでもかまわない

2012/3/26 月曜日 – 19:19:03

世相史という言葉を耳にするようになりました。時代時代を独自の視点で切り取って読み解いた文書です。
この世相史、どうやって書くのでしょうか? その手法を解説していきます。
今回はテーマについて考えてみます。

自分史を書くということは、長い文章を作成することです。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。

世相史はグループで書くのがオススメです。
となれば。
採り上げるテーマは制作メンバー全員が興味や思い出または知識を持っていることが望まれます。
となると。。。
最大公約数的なものになり、何となく無難な、つまりおもしろみのないものになってしまう。。。
という心配が頭を過ぎります。

でも大丈夫です、何の問題もありません。

平凡、無難、陳腐。恐れることはありません。

というのは。
テーマが平凡でも、メンバーの体験は世界に1つだけのことだからです。
もしかするとメンバーには誰も予測がつかないようなびっくりする思い出を持っているかもしれません。
あるいは一般には知られていない極秘情報を持っていることも。

たとえそうでなくても。
一人一人の経験に基づく知識や、当時を振り返っての一般人ならではの勘違いなど、エピソードが面白くなる要素は、テーマの平凡さとは無縁なのです。

むしろ、ニッチなテーマを選んだが為に、折角グループで制作しようという試みが破綻することの方が怖いと思いませんか。


チョイ上の自分史 わたし本 を作ろう!

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