グループで書くときの分担

2012/4/9 月曜日 – 14:48:29

世相史という言葉を耳にするようになりました。時代時代を独自の視点で切り取って読み解いた文書です。
この世相史、どうやって書くのでしょうか? その手法を解説していきます。

自分史を書くということは、長い文章を作成することです。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。

世相史はグループで書くことをおすすめしています。
今日は、その『グループで書く』と言うことの作業分担について説明します。

おそらくは、気心の知れた仲間と書くことが多いことでしょう。
そうであればなおさら、役割分担をはっきりさせておきます。
というのは。

世相史のように、テーマが明確なものについて原稿を書くと、書き手は思い入れの詰まった原稿になります。
それを他人が読んであれこれ言われると、たとえ主旨を理解したうえでの意見でも「何を!」という素朴な反発心がわいてくるものです。
また、気心の知れた仲間であればあるほど、遠慮のない意見が交錯するわけです。
なかなか収拾がつかない、熱い議論になることが予想されます。

そこで、役割分担つまり、議論が割れたときは、その現行に対して最終責任を持つのは誰かと言うことを原稿を書く前の、みんながまだ客観的かつ冷静な判断が出来るときに決めておくのです。
また、前提を通して読み通してブラッシュアップする監修役も決めておきます。
出来れば、監修役はここの原稿にはタッチしないことが望ましいものです。
タッチするとしても、ここの原稿を担当する人格と監修役の人格で分けて言動できる人を抜擢しましょう。


チョイ上の自分史 わたし本 を作ろう!

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