千両役者捕物帖

2012/4/25 水曜日 – 11:16:36


書名:千両役者捕物帖
著者:幡大介

自分史を書くうえで、市販の書籍は参考になります。
市販の書籍は、プロの作家がプロの編集者と二人三脚で出版した本ですから、自分史作成の基本要素である、テーマ・題材・構成・文章表現、いずれも自分史を実際に書くときのお手本になるに違いありません。
自分の知識と経験を綴るカタチの自分史を書くときも参考文献は必要です。
ここではわたしが読んだ本を感想文のカタチで紹介します。自分史を書く際の参考情報になれば幸いです。

ほかのシリーズである大富豪同心も設定に無理というか奇想天外というか、すごい設定なのだが、その分おもしろいことこの上ないが、この千両役者捕物帖はさらにそのうえをいく、あり得ない設定だ。
そのムリムリの設定なのに、千代丸の行く末を心配しながら、読み終えてしまうのだから、つくづく作家の力量に惚れる!
今回はまだ小手調べという感じ、というのは、まだ千代丸が活躍していないので。
今後、千代丸が同僚(同心)の心をつかみ、町人の心をつかみ、難事件を解決していくのだろうと思う。それが楽しみ。
ただ危機に突然現れる謎の武芸者は、ちょっとご都合的で興ざめではある。


チョイ上の自分史 わたし本 を作ろう!

Post a Comment