品質は資料の量に比例する

2012/4/10 火曜日 – 18:44:10

世相史という言葉を耳にするようになりました。時代時代を独自の視点で切り取って読み解いた文書です。
この世相史、どうやって書くのでしょうか? その手法を解説していきます。

自分史を書くということは、長い文章を作成することです。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。

自分史にもいえることですが、特に世相史の場合は、裏付けとなる背景を著者がどれだけ持っているかが、品質に現れてきます。

いわば、著者の思い出や記憶が面白さに、集めた資料が説得力に現れてくるのです。

この重要な要素となる資料ですが、書きながら集めていたのでは、原稿執筆がはかどりませんし、流れの悪い原稿に仕上がってしまいます。
資料は書く前に集めましょう。

何を書くかで一通り資料を集めます。
次に章立て構成を考えて、それぞれに何を書くかまで詳細にシミュレーションします。
このときに、必要と思われる資料が揃っているかどうかを確認し、たりないものは探しておきます。
こうしておけば、いざ書く段階になって、「あれ?」なんてことにならずに、原稿執筆に専念できるのです。

章立て構成を検討することは原稿執筆の第1段階ともいえるのです。

取りあえず、書き始めないと!
一通り書いてから、過不足は考えるんだ!
という人もいます。
でも、それは余りおすすめできない手法です。


チョイ上の自分史 わたし本 を作ろう!

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