愉快な日本語講座

2009/2/5 木曜日 – 18:12:37


書名:愉快な日本語講座
著者:添田建治郞

自分史を書くうえで、市販の書籍は参考になります。
市販の書籍は、プロの作家がプロの編集者と二人三脚で出版した本ですから、自分史作成の基本要素である、テーマ・題材・構成・文章表現、いずれも自分史を実際に書くときのお手本になるに違いありません。
自分の知識と経験を綴るカタチの自分史を書くときも参考文献は必要です。
ここではわたしが読んだ本を感想文のカタチで紹介します。自分史を書く際の参考情報になれば幸いです。

書名に[愉快な~]と名付けるセンスはどうなのか? と思いつつ読んでみたのだが、よけいなお世話だった。
文字どおり「愉快な日本語講座」だった。

添田建治郞さんは、山口大学で国語学を教えている大学の先生だ。
その授業風景のような形式で、話が進んでいく。

専門は方言のようで、場所が山口大学だけにご当地に関係するコトバの調査が進んでいく。
おもしろいのは、学生さんたちの質問カードというか、回答カードというか、そこに記される生の声だ。
多分、授業のなかで優れているカードだけが採用されているのだろうけれど、その授業の楽しさが伝わってくるようでほほえましい。

ぼくは、九州・福岡出身。地元の話が出てくるのは、何とも「愉快」だ。
そうはいかの○○○○、おうしつくつく、ひらくち、懐かしいーー!

山でとれるから山芋。さとでとれるから里芋。勉強になる。
ちなみに、我が家では里芋のことは「こいも」ではなく「おいも」と呼んでいた。

チョイ上の自分史わたし本なら文研ビズ

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