日本語表現のレッスン

2009/2/10 火曜日 – 11:35:32


書名:日本語表現のレッスン―文章技法からイベント・プレゼンの企画と実施まで
著者:長沼行太郎、青島康文、入部明子、向後千春、幸田国弘、佐野正俊、傍島恵子、豊澤弘伸

自分史を書くうえで、市販の書籍は参考になります。
市販の書籍は、プロの作家がプロの編集者と二人三脚で出版した本ですから、自分史作成の基本要素である、テーマ・題材・構成・文章表現、いずれも自分史を実際に書くときのお手本になるに違いありません。
自分の知識と経験を綴るカタチの自分史を書くときも参考文献は必要です。
ここではわたしが読んだ本を感想文のカタチで紹介します。自分史を書く際の参考情報になれば幸いです。

書名を文字どおり理解して読んではいけない。
これを読んでも日本語のレッスンにはならない。

じゃあ、誰が読めばよいのかというと?
日本語のレッスンの先生になろうかという人が、「これまでの知識のおさらい」として読むと実に有益な本なのだった。

「日本語表現」というくくりで、見事に(表層的)ノウハウがまとめられている。
これらが頭に入っている人は、実際に誰かに日本語表現について(情報)を教えるときに、具体的な例を元に教えていくことになるのだろう。
この本に書かれてあることがさっぱりわからないと、きっと何も教えられないだろう、そこに教科書があっても。

それにしても、この著者の皆さん、肩書きが不明なのだ。
学校の名前が書いてあるのだけれど、母校なのか職員なのか、アルバイトなのか? あるいは代表者なのだろうか?
その上をいく不思議はカバーデザインに名前がついていること。

名付けて「ひまわり・あなたは素晴らしい」だそうだ。

まいった!

チョイ上の自分史わたし本なら文研ビズ

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