章立て構成例:旅行記

2009/2/24 火曜日 – 8:03:54

文書の構成は、基本を抑えてこそ個性を光らせることができるのです。
今日は「旅行記型」をお話しします。

自分史を書くうえで、文章作成はメインの作業です。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。

旅の目的と準備、工程、新発見、類似物の発見、旅の収穫、となります。

旅の目的では、きっかけや準備などでワクワク感を書きます。

工程は、目玉がなければ簡単な図表でまとめます。
目玉があれば、その目玉の宣伝文も面白いでしょう。

新発見では、あなたにとっての新発見でかまいません。
その発見により、どう感じたのか、心の変化、価値観の変化、生き生きと表現しましょう。
この「発見」は景色建物に限りません。
旅先の風俗文化、土地の人の人柄、なんでもかまいません。

類似物の発見は、これまでのあなたの知識経験と旅先で見聞きしたものに類似点や共通点を見つけた事を書き記すのです。
旅は、新たな発見だけではないのです。「同じ」ということも発見材料なのです。

旅の収穫は、まとめです。
さまざまな発見を通して、全体を通して、旅立つ前と帰宅後のあなたに訪れた変化を、旅の収穫としてまとめるのです。

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