刺客―用心棒日月抄

2009/2/26 木曜日 – 16:15:53


書名:刺客―用心棒日月抄 (新潮文庫)
著者:藤沢周平

自分史を書くうえで、市販の書籍は参考になります。
市販の書籍は、プロの作家がプロの編集者と二人三脚で出版した本ですから、自分史作成の基本要素である、テーマ・題材・構成・文章表現、いずれも自分史を実際に書くときのお手本になるに違いありません。
自分の知識と経験を綴るカタチの自分史を書くときも参考文献は必要です。
ここではわたしが読んだ本を感想文のカタチで紹介します。自分史を書く際の参考情報になれば幸いです。

ぼくはNHKの時代劇が好きなのだが、特に(曜日)時代劇という枠のものがお気に入りだ。
大河ドラマほど宣伝しないが、その分制作者の意気込みというか、個性が出ているように感じる。

水曜時代劇だったり木曜時代劇だったり金曜時代劇だったり土曜時代劇だったりと、「○曜時代劇」という冠がつくドラマだ。

古くは、山口崇主演の「天下御免」、浜畑賢吉の「男は度胸」。
「御宿かわせみ」 を見なかったことだけが悔やまれる。

近年の最高傑作といえば、
1992年-1993年に放送された「腕に覚えあり」シリーズと
2007年-2008年に放送された「陽炎の辻」だろう。

その腕に覚えありの原作である。
ドラマを先に見ているので、配役がイメージされてしまうが、その代わり、チャンバラシーンは読んでいても鮮やかだ。
細谷源太夫は、ドラマのほうが美化されている。

さて、主人公の青江又八郎。強い。
道場では、又八郎と互角だった渋谷甚之丞を試合して完膚なきまでに打ち破ったという杉野清五郎をやっつけるのだから。
他にも、5人の剣士と斬り合わなければならないのだ。
時代小説なので、主人公が勝つのはわかりきってはいるのだけれど、それにしても立ち会うのは、読んでいて心配。

それにしても、江戸時代は、こんなに派閥抗争が激しかったのだろうか?
(まあ、小説の中の出来事だけれど)

チョイ上の自分史わたし本なら文研ビズ

  1. One Response to “刺客―用心棒日月抄”

  2. はじめまして。
    ブログ村から「御宿かわせみ」の事を少し書かれていたので伺いました。

    すでにご存じかもしれませんが、三月末から再放送が始まる情報があります。

    3/30~5/18 (全再放送日程)「御宿かわせみ」 毎週月曜am10:05~10:48 (再放送)*ただし高校野球放送により日時変更の場合あり

    詳細はNHKの方でUPされたら確認してみてください。
    突然の訪問書き込みお許しください。(陽炎ファンです)

    By 天 音 on 3月 1, 2009

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