東京駅 さらばブルトレ

2009/3/14 土曜日 – 7:46:17

14日のダイヤ改正で廃止される寝台特急「富士・はやぶさ」(東京-大分・熊本、定員320人)の最終列車が13日午後6時過ぎ、JR東京駅を出発し、約3千人のファンが同駅発の最後のブルートレインを見送った。朝日新聞朝刊より

自分史を書くときに多ければ多いほど心強いものは持ちネタ(題材)です。
読んでおもしろい、チョイ上の自分史を作成しようと思ったら、持ちネタはため込んでおくに限るのです。
ここでは、自分史作成時のネタ集めの一例として、ニュースを元に思い返す出来事を書いていきます。
ああ、こんな感じなら私でもネタを集められる、この話なら自分にも思い出すことがある、などのように皆様のネタ集め(自分史作成準備作業)に参考になればと思います。

ブルートレイン略してブルトレ、ぼくが中学生の頃、カッコイイ列車ということで流行った。

このブルトレ、ぼくは大学生のときに一度乗ったことがある。
乗ろうと思い立ったのは、乗車3日前、それでも切符はまだ売っていた。

ただし、寝台は2階。これがちょっと怖いものだった。
小倉を6時か8時くらいに出て、夜になると車掌さんが寝台を作ってくれる。
作ってもらうと2階の寝台に退散しなくてはならない。

寝台に登ると、下の通路が見える。高さは2mくらいある。
「落ちたら骨折するだろうな」
ぼくはベッドで寝た経験もなく、布団の厚みつまり地上10センチ以上の高さで寝たことはない。
そんな人間がいきなり地上2メートルのところで寝ろといわれるのだ。

寝台特急には一人一人に寝間着の浴衣が用意されている。
ぼくはその浴衣の帯を腕に巻き付け、それを寝台脇のステンレスのパイプにくくりつけた。

よし、これで列車が急停車して振り落とされそうになっても大丈夫!
ようやく安心して、ぼくはその日眠ることができた。

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