社長、狙ってるお客さん違っていませんか?

2008/4/28 月曜日 – 16:18:25


書名:社長、狙ってるお客さん違っていませんか?
著者:長谷部光重

自分史を作成するうえで、市販の書籍を参考にすることはよいことだと思います。もちろん度を超して盗作になってはいけません。
プロの作家がプロの編集者と二人三脚で出版した本ですから、自分史作成の基本要素である、テーマ・題材・構成・文章表現、いずれも自分史を実際に作成するときのお手本になるに違いありません。
また自分史として自分の知識と経験を綴るにしても、情報収集は必要です。取材に行くこともあるでしょうし、参考文献を読破するも必要なことです。
ここではわたし、野見山肇が読んだ本を感想文のカタチで紹介します。自分史を作成する際の参考情報になれば幸いです。

長谷部光重さんという方は、現場派の中小企業診断士と思われる。
学者の理論をもとに○○しなければならないとかではなく、長谷部光重さんの顧客または実体験が41例記されているのだ。
文章も軟らかく、読みやすい。
これは頭に入れておこうと1度読んだあと、もう一度読み返したのだが、2回目は30分くらいで読み終えることができた。

ただ、マーケティングの本ではあるのだが、マーケティングの知識が身につくというより、雑学が身についた気がする。
自分のビジネスに応用が利くというモノではなさそう。
応用なので、利くか利かないかは自分次第なのだけれど、即効性はなさそう。
その代わり、頭に入れておくことで別の刺激があったときに、引き出せる情報として、心の引き出しにしまっておきたい1冊の本だ。
単元ごとにまとめとして、格言がついているのも面白い。
「信用は無限の資本である」関屋晴雄
「あなたは東京以外はみな地方ということに気づいているか」長谷部光重
「入りやすく出やすい駐車場にするだけで売上げは増加する」長谷部光重
「店舗が利益を上げるための知恵は、売上げを上げる・仕入を下げる・経費を下げる・投資を下げる、の4つしかない」増田宗昭
「感動は価格を超える」長谷部光重
「あると思って見ていると見えてくる」工藤進英

チョイ上の自分史わたし本なら文研ビズ

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