ダジャレは高い教養の現れ?

2009/3/15 日曜日 – 9:09:04

文章を書くテクニック・文書を作成するノウハウ、メールやビジネス文書のコツ。
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今日は文章や言葉に関する豆知識の紹介です。

自分史を書くうえで、文章作成はメインの作業です。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。

男性が中年になり「オヤジ」化するとダジャレをいうようになって周囲を寒々とさせるといわれますが、中世の日本ならそれは誇らしいことだったのかもしれません。
和歌にはいたるところにかけことばというなのダジャレが氾濫していますね。

江戸城を造ったといわれる太田道灌にはこんなエピソードがあります。
ある雨の日に蓑(みの、雨具)を貸してくださいと頼んだところ、少女が出てきて山吹の花を差し出された。
(蓑を貸してほしいのに、なんだこの娘は)とむかついた。
後日、その話を家来にしたら、「それは『七重八重 花は咲けども 山吹の実の(みの)一つだに なきぞ悲しき』にかけて、蓑はありませんという意味ですよ」と教えられ、恥ずかしい思いをしたそうです。

その後、太田道灌は奮起して歌道に励んだそうですから、室町時代ではダジャレは教養の1つだったわけです。

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