迷走バス押し止める

2009/3/20 金曜日 – 6:20:53

19日午前7時40分頃、愛媛県今治市玉川町竜岡下の国道317号で、瀬戸内運輸(愛媛県今治市)の路線バスが対向車線にはみ出して低速運転で走行しているのを、後続車を運転していた高校教諭らが見つけた。朝日新聞朝刊より

自分史を書くときに多ければ多いほど心強いものは持ちネタ(題材)です。
読んでおもしろい、チョイ上の自分史を作成しようと思ったら、持ちネタはため込んでおくに限るのです。
ここでは、自分史作成時のネタ集めの一例として、ニュースを元に思い返す出来事を書いていきます。
ああ、こんな感じなら私でもネタを集められる、この話なら自分にも思い出すことがある、などのように皆様のネタ集め(自分史作成準備作業)に参考になればと思います。

見つけた人たちがバスの側面を「手で」押しつけるようにして、バスを停車させたそうだ。
無事でよかったが、運転手の方は意識を失っておられ、そして亡くなられたそうだ。ご冥福をお祈りする。

危ないと判断して、その原因を取り除く。
当たり前のことだが、「当たり前のことを当たり前のように実行する」ことがどんなに難しいか、そしてその難しいことを実行することがどんなに立派なことかがよく分かる事件だ。

バスといえば、
それがいつの頃かは覚えていないのだけれど、小学1年生くらいの頃だと思うが。

ある日、母とバスに乗った。博多からバスに乗った。
だんだんと自分の降りるバス停が近づいてくる。
ぼくはせっかちなのか、気になって気になってしようがない。

母に「今度が仁保?」と何度も訊ねるのだが、母は答えるのが面倒なのか、常にうなづくだけだった。
それでぼくは「次降ります」のチャイムを鳴らす。
実際にバス停に止まるとそこは「仁保」ではない。

でまた、母に「今度が仁保?」と訊ねる。母が肯く。ぼくがチャイムを鳴らす。
これを繰り返すのだが、誰かが降りるときはそれでよいのだが、たまに誰も降りないときがある。
運転手さんが怒ってしまって「降りないバス停でチャイムを鳴らさないでください!」と言ってしまった。

ようやく仁保に着いたとき、運転手さんの脇を通るのが怖かった。

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