お客をつかむウェブ心理学

2009/3/21 土曜日 – 16:12:53


書名:お客をつかむウェブ心理学 (DO BOOKS)
著者:川島康平

自分史を書くうえで、市販の書籍は参考になります。
市販の書籍は、プロの作家がプロの編集者と二人三脚で出版した本ですから、自分史作成の基本要素である、テーマ・題材・構成・文章表現、いずれも自分史を実際に書くときのお手本になるに違いありません。
自分の知識と経験を綴るカタチの自分史を書くときも参考文献は必要です。
ここではわたしが読んだ本を感想文のカタチで紹介します。自分史を書く際の参考情報になれば幸いです。

ノウハウ本によく見られるのが、98のテクニックなどといって、小項目をいくつも提示するという形式のもの。
そして、ほとんどに見られる残念な流れだが、企画倒れというか、引き出し不足というか、
後半になると、力尽き矢折れ、ネタ不足に加えて咀嚼不足のしょぼい解説となってしまうのだ。

というのも、同じスタイルでたくさんのネタを解説するというのは、実に難しいことだからだ。

ところがである。

この「お客をつかむウェブ心理学」は、この難関なハードルを乗り越えているから驚きだ。

お客をつかむウェブ心理学では、50の心理学の法則を解説している。
最初にその法則を説明し、これをホームページ制作にどう応用すればよいのかを解説する。

と書いてしまえば、どうということもなさそうだが、「当たり前のことを当たり前に実行すること」が非凡なることなのだ。

お客をつかむウェブ心理学、実にわかりやすい。
川島康平さん、信用に値する人だと思う。

チョイ上の自分史わたし本なら文研ビズ

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