庖丁使用「おおむね良好」中3の9割

2009/3/26 木曜日 – 8:22:48

技術・家庭で教える内容が中学3年生にどれだけ身についているかを国立教育政策研究所が調査したところ、「食材の大根をイチョウ切りにできる」「のこぎりで木をまっすぐ切ることができる」といった項目で9割程度の生徒が「おおむね良好」という結果が出た。朝日新聞朝刊より

自分史を書くときに多ければ多いほど心強いものは持ちネタ(題材)です。
読んでおもしろい、チョイ上の自分史を作成しようと思ったら、持ちネタはため込んでおくに限るのです。
ここでは、自分史作成時のネタ集めの一例として、ニュースを元に思い返す出来事を書いていきます。
ああ、こんな感じなら私でもネタを集められる、この話なら自分にも思い出すことがある、などのように皆様のネタ集め(自分史作成準備作業)に参考になればと思います。

でも実生活への応用にはちょっと不安を覚えるそうだ。
そりゃそうだろう、実生活で日々実践しているわけじゃないんだから。
それが健全な姿だと思う。

家庭科といえば、ぼくが中学生のときは男子は技術、女子は家庭科という体制だった。

中学3年生の最後のホームルームの時間をどう使うかは、みんなで話し合ってよいということになった。
最後の前週のホームルームの議題が「来週の最後のホームルームの時間で何をしますか?」になった。

お別れ会、ゲーム、いやソフトボール、などといった「予想される」提案ばかりのとき、ウケ狙いで「オレ、家庭科の調理実習がしたい」と言い出したヤツがいた。
彼は、家庭科準備室や調理室の掃除当番をしたとき、いい匂いが残っていたことを思い出したのだ。

その一言で、ホームルームの雰囲気が一変した。
男子全員が「賛成!」女子は「つまんない」。
話し合っていては負けるかもしれないので、男子はいきなり多数決で勝利した。

「先生、時間が足りないから、ホームルームの前の時間をください!」
こんなとんでもない要求が通ったのは、先生も調理実習への憧れがあったに違いない。

あれだけ男子がニコニコして調理実習に向かった姿をぼくは今でも目に浮かべることができる。
おいしかった-、あのへたくそな料理!

チョイ上の自分史わたし本なら文研ビズ

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