「カブ」シリーズ、世界生産累計6,000万台を達成

2008/5/21 水曜日 – 15:27:18

ondaの二輪車「カブ」シリーズ(*1)の世界生産累計台数が、2008年4月末で6,000万台を達成した。1958年に日本で発売された「スーパーカブC100」は、世界に広がり、ビジネスバイクとしてはもとより生活に密着したモデルとして、延べ160ヵ国以上で愛用され、今年8月で発売50周年を迎える。nikkeinetより
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自分史を作成するときに多ければ多いほど心強いものは持ちネタ(題材)です。
読んでおもしろい、チョイ上の自分史を作成しようと思ったら、持ちネタはため込んでおくに限るのです。
ここでは、自分史作成時のネタ集めの一例として、ニュースを元に思い返す出来事を書いていきます。
ああ、こんな感じなら私でもネタを集められる、この話なら自分にも思い出すことがある、などのように皆様のネタ集め(自分史作成準備作業)に参考になればと思います。

小学高学年になると、自動車やオートバイに興味を持つ。ぼくもクラスのみんなと同じくらいに興味を持ち始めるようになった。
となると競争である。車やバイクのことにどれだけ詳しいのか、どれだけ資料を持っているかの競争である。

ぼくらは放課後になると、自動車販売店に行き、カタログを集めた。
雑誌に車やバイクの記事が載ると、切り抜いて保管した。

スーパーカブ号もそのコレクションの対象だった。
カッコイイというわけでもなく単にカタログが自転車屋にあったからだけなのだが、その性能を読むうちにびっくりしたモノだ。
燃費が違うのだ。良いなんてレベルではないのだ。170km/リットルだったと思う。
「東京まで1000円もいらないんじゃないか!」ぼくたちは興奮した。

しかし、誰かがつぶやいた。
「これ、○○の親っさんが田んぼに行くときに使っているバイクやんか」
みんなの頭の中にその姿が浮かんできた。
確かに、泥はねで汚れた、プラスチックのカバーにヒビ割れたスーパーカブに野良着を着てくわえタバコの○○の親っさんが田んぼのあぜ道を走っている姿を見たことがある。

しばし沈黙が流れた。

チョイ上の自分史わたし本なら文研ビズ

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