朔風ノ岸―居眠り磐音江戸双紙

2009/7/20 月曜日 – 19:12:19


書名:朔風ノ岸―居眠り磐音江戸双紙 (双葉文庫)
著者:佐伯泰英

自分史を書くうえで、市販の書籍は参考になります。
市販の書籍は、プロの作家がプロの編集者と二人三脚で出版した本ですから、自分史作成の基本要素である、テーマ・題材・構成・文章表現、いずれも自分史を実際に書くときのお手本になるに違いありません。
自分の知識と経験を綴るカタチの自分史を書くときも参考文献は必要です。
ここではわたしが読んだ本を感想文のカタチで紹介します。自分史を書く際の参考情報になれば幸いです。

新年を迎えた磐音は、早々に草鞋商の越後屋の災難を解決する。
磐音はとうとう、名探偵になってしまったのだ。
もちろん、剣豪の働きも冴えており、はるか伊豆まで出張する。
相手は、渡世人相手なのだけれど、こういうときは、その渡世人が実はそんなに悪いヤツじゃなくって、何となく磐音が話をうまく収める。
という展開がよいのだけれど、それはまあ権蔵親分だけにしておきたいらしく、この巻では、悪役の渡世人はやっつけられる。
悪いヤツだから仕方ないか。

長い長編シリーズものだから、小康状態の巻もあるのだろう。全体として、おとなしい話ばかりのような。
まあ、それもいいか、妹の伊予も結婚が決まり、長屋の師匠幸吉の奉公先も決まったのだから!

チョイ上の自分史わたし本なら文研ビズ

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