日本一小さな大大名

2009/10/7 水曜日 – 11:32:34


書名:日本一小さな大大名―たった五千石で、徳川将軍家と肩を並べた喜連川藩の江戸時代
著者:山下昌也

自分史を書くうえで、市販の書籍は参考になります。
市販の書籍は、プロの作家がプロの編集者と二人三脚で出版した本ですから、自分史作成の基本要素である、テーマ・題材・構成・文章表現、いずれも自分史を実際に書くときのお手本になるに違いありません。
自分の知識と経験を綴るカタチの自分史を書くときも参考文献は必要です。
ここではわたしが読んだ本を感想文のカタチで紹介します。自分史を書く際の参考情報になれば幸いです。

プライドの高い人を好かなかったのだけれど、どうやらぼくは勘違いをしていたらしい。

プライドとは、他人に向けるから嫌らしいものややっかいなものになるのであって、自分に向ければよいのだ。
そして、自分に向けるプライドこそ、人が認めてくれるものなのだ。

何で、こんな事を今になって気づいたのかというと、この本を読んだからだ。
喜連川藩、その地名は聞いたことがあったが藩があったとは知らなかった。読んでみるとおもしろい。
表紙に書いてある「たった五千国で徳川将軍家と肩を並べた喜連川藩の江戸時代」
将軍家と肩を並べるほどの名家たるには、まずは領民を大事にすること、家士を大事にすること。
そのために代々の殿様が力を尽くしている。

人はどう生きるべきなのか、考えさせられ、勇気もわいてくる、読んでよかったと思う1冊だ!

自分史を書くならわたし本の文研ビズ

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