裁判おもしろことば学

2009/10/25 日曜日 – 14:59:44


書名:裁判おもしろことば学
著者:大河原眞美

自分史を書くうえで、市販の書籍は参考になります。
市販の書籍は、プロの作家がプロの編集者と二人三脚で出版した本ですから、自分史作成の基本要素である、テーマ・題材・構成・文章表現、いずれも自分史を実際に書くときのお手本になるに違いありません。
自分の知識と経験を綴るカタチの自分史を書くときも参考文献は必要です。
ここではわたしが読んだ本を感想文のカタチで紹介します。自分史を書く際の参考情報になれば幸いです。

確か中学の社会の授業で先生に習ったことだったと思うが、法律の条文が難しいのは、わざとで。
もしわかりやすい言葉で書くといろんな解釈ができるからだとのことだった。

なぜわかりやすく書くと、いろんな解釈ができるのかは説明してくれなかったので、ずっと謎だったが、その謎は、この本を読むと溶けるようになっている。
誤解釈を生まないために、列挙を心がけ、そのために長文になったり、くどくど強い文章になったりする。
言葉と意味に一対一の関係を持たせるため、言い回しが複雑になる。
ということではないかと思うのだ。
しかし、あの西沢先生の教えはうそじゃなかったんだ!
裁判用語を覚えることが自分の生活にあまり関係のないような人生を送りたいと思うが、へーえ、なるほどそうなっていたのか、と感心することの多い本だ。

自分史を書くならわたし本の文研ビズ

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