梅雨将軍信長

2009/11/21 土曜日 – 15:35:34


書名:梅雨将軍信長 (新潮文庫 に 2-19)
著者:新田次郎

自分史を書くうえで、市販の書籍は参考になります。
市販の書籍は、プロの作家がプロの編集者と二人三脚で出版した本ですから、自分史作成の基本要素である、テーマ・題材・構成・文章表現、いずれも自分史を実際に書くときのお手本になるに違いありません。
自分の知識と経験を綴るカタチの自分史を書くときも参考文献は必要です。
ここではわたしが読んだ本を感想文のカタチで紹介します。自分史を書く際の参考情報になれば幸いです。

戦国時代の小説が好きなので、織田信長を描いた小説は、けっこう読んでいる方だと思っている。
しかし、織田信長を雨男(ちょっと意味が違うが)とは思わなかった。

『梅雨将軍信長』は、梅雨の運気を味方に付けたときは幸運で、損気を味方に付けたときに明智光秀に討たれたという仮説の元に描かれた小説だ。
明智光秀は、信長と逆で、晴れの日は快活で、雨の日は憂鬱だったそうだ。
快活だった明智光秀! 初耳だけれど。

かなり、元となる設定に無理があるようで。。。

それよりは、『女人禁制』が面白い。オチはないというか、予定枚数を超えたので強引に終わらせたみたいだが。

自分史を書くならわたし本の文研ビズ

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