意見は偏ってこそ、面白い

2010/1/19 火曜日 – 10:51:32

文章を書くテクニック・文書を作成するノウハウ、メールやビジネス文書のコツ。
文書を書くのに便利な情報を毎日公開しています。
今日は文書を書くときの考え方(企画)のちょっとしたコツの紹介です。

自分史を書くということは、長い文章を作成することです。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。

どうせ書くなら、読まれる文書を書きたいですよね。
自己満足で書くにしても、他人に読まれないよりは読まれた方がいいに決まっています。

意見は偏向していた方が面白いのです。
正論は面白くありませんよね。

例えば、何度も議論を重ねていて、そろそろ決着を付けたいと願っているときに、
みんなに信頼されている人が、双方の意見をくみ取ったうえで、正論を持って決着を図る。

こういう場合は、受け入れられる正論ですが、

何かそこに議論している人がいるわけもなく、ただちょっと関心のある人がいたとします。
その人に対して、正論を持ってぶつけても、「ふーん」くらいの反応しか得られません。
なぜなら、正論は誰もがうすうす知っていることだからです。

ちょっと偏向した意見で、突っ込みどころのある文章だったら、もっと大きな反応を示してもらえるでしょう。
文章は読み手と書き手のキャッチボールです。
一方通行じゃ、つまらないのです。
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何を隠そう、この文書作成のコツを公開するブログも、ときどき偏向したことを書いています!

自分史を書くならわたし本の文研ビズ

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