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2010/3/2 火曜日 – 15:28:08

文章を書くテクニック・文書を作成するノウハウ、メールやビジネス文書のコツ。
文書を書くのに便利な情報を毎日公開しています。
今日は文書を書くときの考え方(企画)のちょっとしたコツの紹介です。

自分史を書くということは、長い文章を作成することです。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。

文章を書くときに、最も大事なことは、「読み手と書き手が対等に存在する」ことです。

世の中に「わかりやすい文章を書きましょう」という人の主張には、書き手の方にばかり関心がいっていることがほとんどです。

実は、「わかりやすい」文章とは書き手と読み手の気持ちが通じ合っている文章なのです。

だから、想定読者を絞りましょうというのです。
想定読者が具体的であれば、その人の気持ちを意識して文章が書けるから。

「難しい言葉を使わない」というのは、実はわかりやすい文章にはなりません。
部外者が読み手の場合に、有効な手法です。仲間内、あるいは専門家同士が読む文章なら、専門用語のたぐいは使うべきです。

ちなみに、書き手の読んでほしい人と実際の読み手は異なることがあります。
実際の読み手を想像して、その人の興味関心、読解力にぴったりした文章、それがわかりやすい文章です。

自分史を書くならわたし本の文研ビズ

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