ダイナブックの思い出-4-

2010/3/25 木曜日 – 10:27:28

文章を書くテクニック・文書を作成するノウハウ、メールやビジネス文書のコツ。
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ぼくはテクニカルライターをかれこれ20年やってきました。
そこにも、作文のテクニックが隠れているかも!?

自分史を書くということは、長い文章を作成することです。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。

テクニカルライターというものは、あまり権限がありません。
ダイナブックを使えなかった人のクレームを発端にした、大改訂を終え、試したかったさまざまなアイデアをボツにするのはどうにももったいない話です。
ぼくはそれらを実現するチャンスは4代目のダイナブックの取扱説明書制作のときにやってきました。

このとき、ダイナブックのラインナップの充実のために、一気に3モデルほど新発売することになりました。
東芝本社の人も取扱説明書どころではない状態だったのです。
みんなが他のことに気を取られているスキをついて、作るのです!

このとき、ぼくが考えたのは、次の2つです。
A:マニュアルは読むものでなく、使うもの
B:目次の充実

Aは原稿を書く上での心構えとして、Bのためには、『ダイナブック使い方マップ』というものを用意しました。
我ながら、自己満足で一杯の取扱説明書になりました。

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