落語で読み解く「お江戸」の事情

2010/6/15 火曜日 – 10:24:41


書名:落語で読み解く「お江戸」の事情 (プレイブックス・インテリジェンス)
監修:中込重明

自分史を書くうえで、市販の書籍は参考になります。
市販の書籍は、プロの作家がプロの編集者と二人三脚で出版した本ですから、自分史作成の基本要素である、テーマ・題材・構成・文章表現、いずれも自分史を実際に書くときのお手本になるに違いありません。
自分の知識と経験を綴るカタチの自分史を書くときも参考文献は必要です。
ここではわたしが読んだ本を感想文のカタチで紹介します。自分史を書く際の参考情報になれば幸いです。

単なる娯楽のはずだった落語がいつの間にか教養になってしまうのも不思議な話だが、なってしまうのだから仕方がない。
つらいことや厳しい現実もあっただろうに、暗く沈んでばかりじゃ楽しくない。
せっかく生まれてきたのだから、どうせ生きるなら面白おかしく、生き甲斐のある人生を送ろうという意気込みばかりの人たちで成り立っているのが古典落語の世界だ。
落語の世界に欠かせない長屋の住人。4畳半に家族で住んでいたりするのは標準で、3畳だったり2畳だったりとはすさまじい。
廓話が多いのも男女比がいびつだったから。
そんなかんやで江戸の暮らしはよく分かる。
では上方落語と江戸の落語はあるが、地方の人たちの娯楽はなんだったんだろう。今度はそっちが気になってくる。

チョイ上の自分史 わたし本 を作ろう!

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