言葉の豆知識:故事成語-32-

2010/8/5 木曜日 – 10:38:08

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今日は故事成語の紹介です。

自分史を書くということは、長い文章を作成することです。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。

漁夫(ぎょふ)の利

ドブ貝(2枚貝)が貝殻を明けてひなたぼっこをしていました。
そこへやってきた鷸(しぎ)という鳥がドブ貝を食べようとくちばしを突っ込むとドブ貝も貝殻を閉じ、くちばしを挟み返します。

お互いに譲らず揉めていると、そこへ漁師がやってきて、ドブ貝と鷸を捕らえてしまいました!

当事者が騒ぎを起こしているときに、第3者が利益を横取りすることをいいます。
ドブ貝と鷸、生き死にがかかっているのになんだか漫画的です。
そこへやってくる漁師も、「これはラッキー」とよろこんだことでしょう。

この故事を目にすると必ず思い出すのが、童謡の『待ちぼうけ』

チョイ上の自分史 わたし本 を作ろう!

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