アラブ人の不思議な習慣

2010/10/1 金曜日 – 19:02:20


書名:アラブ人の不思議な習慣
著者:マーガレット・K・(オマル)ナイデル、訳:石井千春/木村健次郎

自分史を書くうえで、市販の書籍は参考になります。
市販の書籍は、プロの作家がプロの編集者と二人三脚で出版した本ですから、自分史作成の基本要素である、テーマ・題材・構成・文章表現、いずれも自分史を実際に書くときのお手本になるに違いありません。
自分の知識と経験を綴るカタチの自分史を書くときも参考文献は必要です。
ここではわたしが読んだ本を感想文のカタチで紹介します。自分史を書く際の参考情報になれば幸いです。

子どもの頃に読んだ千夜一夜物語は、日本の昔話とはほど遠い異文化を感じさせるモノだった。
千夜一夜物語というネーミングも、アラビアンナイトというネーミングも小学生だったぼくには、不思議な世界をイメージさせる言葉だった。
人生も後半に入り、中年をそろそろ突破しようかという頃になっても、その気持ちは変わらない。

さて、その物語の舞台となるアラブ社会だ。不思議と言えば不思議なことがある。
石油を握っているので、もっと世界に対して強権的に出ても良いのに、(アジアのどこかの国のように)
ちっともその気配がない。
それなのに、なぜかイスラム社会を仮想敵国扱いする一部の人がいる。

というわけで、アラブ社会に興味を持つと必然的に読みたくなる本だ。
そして、その謎がわかってきたような、それでいて益々アラブ社会に興味がわき起こるような、不思議な本だ。
またアラビアンナイトを読みたくなってきた!

チョイ上の自分史 わたし本 を作ろう!

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