マニュアル制作の実践-17-

2010/12/2 木曜日 – 10:10:02

「おにぎりの作り方」の目次を実際に作っています!
前回は、「「中級編のおにぎりの作り方」を考えるといいつつ、トップダウン方式の欠点についてお知らせしました。
今回こそは、「中級編のおにぎりの作り方」を考えてみます。

自分史を書くということは、長い文章を作成することです。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。

中級と上級の違いを考えると。
材料で極めるのが中級、人(テクニック)を究めるのが上級としました。
ただし材料で究めることが人力に劣るというわけではありません。

今作っているマニュアルでの分類で中級・上級と区分けしているだけです。
初級・中級・上級という分類はマニュアル製作時にはよく使いますが、完成間近にほかの見出しに変更することはよくあります。

さて、素材です。ご飯です。
どのご飯がおにぎりとして美味しいのか。
難しい。
ウンチクを語るモノになりそうです。それも受け売りの。。。

硬さ、温度(冷めて美味しい)、つきかた(玄米から白米まで)、銘柄、塩加減、握るときのお水の量、握ってから食べるまでの時間、等々。
これは難しいので、このような難しいのは、考えても切りがありません。
ざーと思いつくだけ挙げて、それを節にして、後は書いていくときに項を作っていくのが効率的ですね。
企画検討作業の見極めも必要な能力なのです。

結果は次のようになりました。

  素材
  ├─硬さ
  ├─温度(冷めて美味しい)
  ├─つきかた(玄米から白米まで)
  ├─銘柄
  ├─塩加減
  ├─握るときのお水の量
  └─握ってから食べるまでの時間

来週は、「具」を見ていきましょう。

チョイ上の自分史 わたし本 を作ろう!

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