マニュアル制作の実践-20-

2010/12/23 木曜日 – 10:15:46

マニュアルはどのように制作されていくのかを説明しながら、テクニカルライターの仕事ぶりや考えていることを紹介していこうと思います。
お題は「おにぎりの作り方」です。これなら、誰もが内容を想像できますからね

自分史を書くということは、長い文章を作成することです。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。

前回までで目次を作ってみました。
節ごとにあるいは項ごとに考えていったので、ひととおり揃いました。
この後に全体のバランスを見て再検討します。

各章の荒さ(粒度)の違いが気になります。
中級編と上級編を合体させたものを初級編と同格にすべきです。

となると、初級編は「とにかく作ってみる」
中・上級編は「おいしさにトライする」という感じでしょうか?

★修正前の目次

├─初級編
│ ├─用意するモノ
│ │ ├─道具
│ │ ├─食材
│ │ └─これだけでよい理由
│ ├─分量と完成までの時間
│ │ ├─一人前のおにぎりとは
│ │ │ └─100gでできるおにぎり
│ │ └─ご飯茶碗いっぱいでできるおにぎり
│ └─手順
│   ├─準備
│   ├─おにぎりの作り方
│   └─後片付け
├─中級編
│ ├─素材
│ │ ├─硬さ
│ │ ├─温度(冷めて美味しい)
│ │ ├─つきかた(玄米から白米まで)
│ │ ├─銘柄
│ │ ├─塩加減
│ │ ├─握るときのお水の量
│ │ └─握ってから食べるまでの時間
│ └─具
│   ├─おにぎりに求められる具の役割とは
│   ├─定番の具
│   ├─和のおかずとして
│   ├─洋のおかずとして
│   ├─中華のおかずとして
│   └─その他各国料理のおかずとして
└─上級編(職人技の紹介)
  ├─大きさ
  ├─形状
  ├─塩加減と水分
  ├─速さ
  └─握るときの力加減

★修正後の目次
├─とにかく作ってみる
│ ├─用意するモノ
│ │ ├─道具
│ │ ├─食材
│ │ └─これだけでよい理由
│ ├─分量と完成までの時間
│ │ ├─一人前のおにぎりとは
│ │ │ └─100gでできるおにぎり
│ │ └─ご飯茶碗いっぱいでできるおにぎり
│ └─手順
│   ├─準備
│   ├─おにぎりの作り方
│   └─後片付け
└─おいしさにトライする
  ├─素材
  │ ├─硬さ
  │ ├─温度(冷めて美味しい)
  │ ├─つきかた(玄米から白米まで)
  │ ├─銘柄
  │ ├─塩加減
  │ ├─握るときのお水の量
  │ └─握ってから食べるまでの時間
  ├─具
  │ ├─おにぎりに求められる具の役割とは
  │ ├─定番の具
  │ ├─和のおかずとして
  │ ├─洋のおかずとして
  │ ├─中華のおかずとして
  │ └─その他各国料理のおかずとして
  └─職人技
    ├─大きさ
    ├─形状
    ├─塩加減と水分
    ├─速さ
    └─握るときの力加減


チョイ上の自分史 わたし本 を作ろう!

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