40字要約で仕事はどんどんうまくいく

2011/1/19 水曜日 – 18:30:01


書名:40字要約で仕事はどんどんうまくいく―1日15分で身につく習慣術
著者:原田虔一郎

自分史を書くうえで、市販の書籍は参考になります。
市販の書籍は、プロの作家がプロの編集者と二人三脚で出版した本ですから、自分史作成の基本要素である、テーマ・題材・構成・文章表現、いずれも自分史を実際に書くときのお手本になるに違いありません。
自分の知識と経験を綴るカタチの自分史を書くときも参考文献は必要です。
ここではわたしが読んだ本を感想文のカタチで紹介します。自分史を書く際の参考情報になれば幸いです。

なぜだろうという疑問からこの本を読み始めた。
読み終わって謎が解けた。
40字に要約した文はたいした意味はないのだ。
40字に要約しようとあれこれ思案するプロセスが、役に立つのだった。
40字にまとめるために文書を始めとするさまざまな情報を解釈、分割、整理、再構築、ということを試みるのだ。
試みの試行錯誤で、40字にまとめたい情報を理解するのだ。

要約すれば、情報をしっかりと理解するための手法が、40字要約法というわけだ。
なぜなら、お手本として載っている40字要約文を読んでも、元となる情報の価値が伝わってこないのだから。
つまり、40字要約法が効果無しと思った人は、この本の意義を理解できなかった人というわけだ。


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