七歩の才
2011/2/20 日曜日 – 13:15:30今日は故事成語の紹介です。
七歩の才
自分史を書くということは、長い文章を作成することです。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。
弟の曹植(そうしょく)が才能があったため、昔の中国の魏(ぎ)の王様だった「曹ひ」が殺そうと思い立ったそうです。
弟に向かって「7歩歩く間に詩を作れ、できなかったら殺す」と言いました。
曹植はすかさず詩を作ったそうです。
しかも、仲の悪い兄弟を嘆く詩だったといいますから、その才能は恐るべしですね。
妬む気持ちもわからないではありません。
だからといって、殺してしまおうと思うのはいただけません。