マニュアル制作の実践-30-

2011/3/3 木曜日 – 12:39:12

マニュアルはどのように制作されていくのかを説明しながら、テクニカルライターの仕事ぶりや考えていることを紹介していこうと思います。
お題は「おにぎりの作り方」です。これなら、誰もが内容を想像できますからね。

自分史を書くということは、長い文章を作成することです。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。

「マニュアル制作の実践-24-」であげた項目を一つずつ確認していきます。

・発行元からの提供情報として適切か

テクニカルライターとして3-5年目くらいの人なら誰もがぶつかる価値観です。
3-5年目のテクニカルライターは、「すべてはお客様のために」という高いモチベーションでマニュアルを作ります。
しかし、取扱説明書とは商品に添付されるモノなので、メーカーの発行する情報です。
メーカーとして言えることと言えないこと、言いにくいことがあります。
そして、言えないことは記載されないし、言いにくいことは婉曲な言い回しに変えられます。

そしてメーカー所属のテクニカルライターは「市販マニュアルだったら、もっと言いマニュアルができるのに」と思います。
市販マニュアルを書くテクニカルライターは「メーカー所属だったらもっと情報を仕入れられるのに」と思います。


チョイ上の自分史 わたし本 を作ろう!

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