紋切り表現の使い方「爪に火をともす」

2008/9/14 日曜日 – 11:16:13

紋切り型の表現は、作文のお作法としては好ましいものではありません。
では絶対使ってはいけないのでしょうか? そんなことはないのです。使い方次第なのです。

自分史を作成するうえで、文章作成はメインの作業です。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。

今日は「爪に火をともす」を例にしてみます。

ポイントはたったの2つです。

・現実味を持たせられないか?
・文字どおりの表現にできないか?

今日、爪に火をともして節約する人はいないでしょう。
ならば、「爪」と「火」に相当するものは何かを考えてみればよいのです。
夜の明かりすら節約するほど徹底した節約を実行することです。
ここまで来ればカンタンですね。
節約術で面白そうなものを探してみればよいのです。

Tシャツを透けるほどまで着続けた
電話はこちらからはかけない

探せばいくらでもありそうです。その中でいちばん人の気を引くようなものに置き換えてみましょう。

チョイ上の自分史わたし本なら文研ビズ

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