紋切り表現の使い方「天を仰ぐ」

2008/9/16 火曜日 – 9:00:12

紋切り型の表現は、作文のお作法としては好ましいものではありません。
では絶対使ってはいけないのでしょうか? そんなことはないのです。使い方次第なのです。

自分史を作成するうえで、文章作成はメインの作業です。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。

今日は「天を仰ぐ」を例にしてみます。

ポイントはたったの2つです。

・現実味を持たせられないか?
・文字どおりの表現にできないか?

呆然としたときに天を仰ぐ人は、今の世でもかなり多いものです。
ならば、カンタンですね。
現実味を持たせればよいのです。

天を仰いだ先には何が見えるのでしょうか?
そして天を仰いだ人は呆然としているので、それが目に入らないはずですよね。

探せばいくらでもありそうです。その中でいちばん人の気を引くようなものに置き換えてみましょう。

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