紋切り表現の使い方「開いた口がふさがらない」

2008/9/18 木曜日 – 6:34:05

紋切り型の表現は、作文のお作法としては好ましいものではありません。
では絶対使ってはいけないのでしょうか? そんなことはないのです。使い方次第なのです。
今日は「開いた口がふさがらない」を例にしてみます。

自分史を作成するうえで、文章作成はメインの作業です。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。

ポイントはたったの2つです。

・現実味を持たせられないか?
・文字どおりの表現にできないか?

あきれてものがいえないときの所作ですが、実際この通りになりますよね
ならば、カンタンですね。
現実味を持たせればよいのです。

もし、あきれずに冷静でいられたら、どのようなことをいうべきでしょうか?
その冷静な意見に対して空いてはどう反応するでしょうか?

これをシミュレーションして表現しましょう。
そして、「もし人の心を完全に制御する訓練ができていたなら、こうなっただろうが、言えなかった」というオチをつけてみるのはいかがでしょう!

探せばいくらでもありそうです。その中でいちばん人の気を引くようなものに置き換えてみましょう。

チョイ上の自分史わたし本なら文研ビズ

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