水の城―いまだ落城せず

2011/5/24 火曜日 – 10:27:46


書名:水の城―いまだ落城せず (祥伝社文庫)
著者:風野真知雄

自分史を書くうえで、市販の書籍は参考になります。
市販の書籍は、プロの作家がプロの編集者と二人三脚で出版した本ですから、自分史作成の基本要素である、テーマ・題材・構成・文章表現、いずれも自分史を実際に書くときのお手本になるに違いありません。
自分の知識と経験を綴るカタチの自分史を書くときも参考文献は必要です。
ここではわたしが読んだ本を感想文のカタチで紹介します。自分史を書く際の参考情報になれば幸いです。

ベストセラーとなった『のぼうの城』と同じく忍城を舞台にした小説。
でもこっちの主人公は忍城で、甲斐姫の存在感が増している。

キャラクターとして、甲斐姫は重視したいところ。しかし城主や城代でもないので、そう活躍させるわけにはいかない。
(城代にしてしまった奇想天外小説もあるようだが。。。)
ということで、限界まで大きく取りあげて、このくらいの存在感か。
そのリアリティも興味深い。

時代小説というものは、だいたい筋が同じような展開で、せいぜい登場人物の言動から想像される性格が異なる(といっても描き方が異なる)くらいと思っていたのだが、
『のぼうの城』と『水の城』を読み比べて、いやいやお話から出来事にかかわる登場人物すら、作家の構成により違っているのだと言うことに気付かされた。
これからは同じ題材を扱った小説を読み比べるという楽しみを見つけて得した気分になった本だ。


チョイ上の自分史 わたし本 を作ろう!

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