余寒の雪

2011/5/28 土曜日 – 10:55:41


書名:余寒の雪
著者:宇江佐真理

自分史を書くうえで、市販の書籍は参考になります。
市販の書籍は、プロの作家がプロの編集者と二人三脚で出版した本ですから、自分史作成の基本要素である、テーマ・題材・構成・文章表現、いずれも自分史を実際に書くときのお手本になるに違いありません。
自分の知識と経験を綴るカタチの自分史を書くときも参考文献は必要です。
ここではわたしが読んだ本を感想文のカタチで紹介します。自分史を書く際の参考情報になれば幸いです。

読んでいて、多分最後はこうなるのだろうなと予測しつつ、そのとおりになってほっとする。
というのが人情時代小説の醍醐味だと思っている。

余寒の雪はまさにそのとおりに展開する小説なのだ。
ただ、いつ松の丞と千佐が仲良くなるのか、いつ俵四郎に惚れるのか、気になって、わくわくして読んでいく。
1つ付け加えるなら、千佐の武勇を読みたかった。

藤尾の局もいい。


チョイ上の自分史 わたし本 を作ろう!

Post a Comment