読み手をコントロールする

2011/6/9 木曜日 – 11:06:44

啓学出版(今は存在していない)発行のマニュアルバイブル(絶版)という本があります。
この本から学んだことの一部をここに紹介していこうと思います。

読み手をコントロールする

自分史を書くということは、長い文章を作成することです。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。

コントロールされた文書とは1ページ目から最後までを読まれることが期待される文書。
「そんな文書あるんかいな」と思いますが、あるんですね。

それはマニュアルではなく、小説ですね。それも面白い小説ですね。

他にも感心することが書いてあります。

文学とは、書かれてある情報以上のモノを読み手が想像することが期待される。
エッセイは、内容を理解するために読み手は理解と考察のためにエネルギーを使うことが許される。

しかし、マニュアルは読み手が操作方法を習得するために、理解と考察のためにエネルギーを使うことが許されない。
そうですよね! もし操作方法を習得するために、理解と考察のためにエネルギーを使うことを強いられるなら、そんな製品は放り出されてしまいますからね。


チョイ上の自分史 わたし本 を作ろう!

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