論文の書き方―わかりやすい文章のために

2011/6/23 木曜日 – 18:14:43


書名:論文の書き方―わかりやすい文章のために
著者:小笠原喜康

自分史を書くうえで、市販の書籍は参考になります。
市販の書籍は、プロの作家がプロの編集者と二人三脚で出版した本ですから、自分史作成の基本要素である、テーマ・題材・構成・文章表現、いずれも自分史を実際に書くときのお手本になるに違いありません。
自分の知識と経験を綴るカタチの自分史を書くときも参考文献は必要です。
ここではわたしが読んだ本を感想文のカタチで紹介します。自分史を書く際の参考情報になれば幸いです。

『はじめに』を読むとがっかりする。「私は文章を書くのが苦手である。」というどうしようもない陳腐な文で始まるからだ。
また失敗だ、はずれだよーとそのまま本を閉じようかと思ったが。
電車の載っているときで、他に本は持っていなかったので、やむなく読み続けた。

すると!
そんな謙遜いらないのに!と思うばかりのていねいな解説、分かりやすい具体例。納得できる意見の連発なのだった。

著者は言う。
論文を書くことはわが子を育てることだと。
わが子が生まれる頃、生まれた瞬間は、世の親たちはみんな「健やかに丈夫に育ちますように」とだけを願うだろう。
次に「友達と仲良く遊ぶ子になってほしい」であり、3,4がなくて最後の端っこに「できれば勉強のできる子に」と言う。

それがいつのまにか終わりのおまけだった「できれば勉強のできる子に」が子育ての中心になり、1番と2番の願いはどこかにすっ飛んでいってしまうと。
論文も同じで、
1:自分に役立つために
2:社会の役に立つために
3,4がなくて
5:学問のため、学会で認められるため
これが逆転してしまうのだと。

幸いにもぼくはそのような大それた論文を生まれたこの方、書いたことないし、そもそも論文は大学の卒論しか書いたことがないので、
なるほどそんなモノかと思うのだが、それにしても説得力がある。

その前にさまざまな観点から主張される「わかりやすさへの挑戦」に惚れたからなのだけれど。



チョイ上の自分史 わたし本 を作ろう!

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