闇の歯車

2011/6/29 水曜日 – 10:52:31


書名:闇の歯車
著者:藤沢周平

自分史を書くうえで、市販の書籍は参考になります。
市販の書籍は、プロの作家がプロの編集者と二人三脚で出版した本ですから、自分史作成の基本要素である、テーマ・題材・構成・文章表現、いずれも自分史を実際に書くときのお手本になるに違いありません。
自分の知識と経験を綴るカタチの自分史を書くときも参考文献は必要です。
ここではわたしが読んだ本を感想文のカタチで紹介します。自分史を書く際の参考情報になれば幸いです。

勝手にも、藤沢周平は人情小説を書く人だと思っている。
それなのに、池波正太郎が書くような小説も書けるわけだ。一流の作家だから当たり前だが、いつもと違うので新鮮な気持ちになる。
しかし、そこは人情小説派の藤沢周平なので、これを池波正太郎が書いたら、どうなるだろう?
と言うようなことを想像してしまうのである。
と言っても 藤沢周平の闇の歯車がつまらないのではない。つまるところ、あれこれ想像をかき立てる、刺激的な小説なのだ。


チョイ上の自分史 わたし本 を作ろう!

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