製品には、バカよけ(foolproof)が必要

2011/6/30 木曜日 – 10:49:57

啓学出版(今は存在していない)発行のマニュアルバイブル(絶版)という本があります。
この本から学んだことの一部をここに紹介していこうと思います。

製品には、バカよけ(foolproof)が必要

自分史を書くということは、長い文章を作成することです。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。

マニュアルバイブルには、バカよけともfoolproofとも書いていないが、製品にはその思想が必要だと書いています。
ここで言うバカよけとは、ついうっかりしてしまいがちなことをしなくてすむ工夫を指します。

例えば、挿入ボタンの隣りに削除ボタンを配置しないとか。
となると、自動車でアクセルペダルのとなりにブレーキペダルがあるのは変じゃないかと思います。
良いのだろうか?

この場かよけという言葉を知ったのは、キヤノンでプリンタのマニュアルを作っていたときです。
バカよけとして、電源スイッチがなくなりました。

コンセントにつないだら電源オンなのです。
これは「印刷できない!」と言うトラブルシュートの第1が「電源が入っていることを確認する」だったからです。


チョイ上の自分史 わたし本 を作ろう!

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