構造化された文書の作成ステップ-6-

2011/8/22 月曜日 – 10:07:45

文書の書き方のちょっとしたコツの紹介です。

新たに文書を作成するときの、文書の構造化の手順をこれから説明していきます。

自分史を書くということは、長い文章を作成することです。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。

構造化のステップ:新規作成文書の場合
6:同階層の粒度を比較し、ばらつきがあれば、分割統合によりできるだけそろえる

粒度とは、記載情報の密度です。

例えば、操作方法と用途という2つの記載情報があったとして、
操作方法が用途に比べて多い場合は、操作方法と用途という区分けが不適切な場合がありますよね。
用途の下階層に操作方法を持ってくるべきだったとか。

あるいは。
操作方法と用途と特長という3つの記載情報があったとして。
特長がやたら多くて、操作方法と用途が少なかったら、どうでしょう。
特長はホントに特長だけなのか、特長以外のものを含んでいないかなどの検討をするわけです。

大枠の記載情報だけを見ていると見えないことが、具体的な文字数までを想定した記載内容の検討(ステップ5)によって明らかになっていくのです。


チョイ上の自分史 わたし本 を作ろう!

Post a Comment