本には階層がない

2011/9/30 金曜日 – 10:34:39

啓学出版(今は存在していない)発行のマニュアルバイブル(絶版)という本があります。
この本から学んだことの一部をここに紹介していこうと思います。

本には階層がない

自分史を書くということは、長い文章を作成することです。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。

なんとまあ、本質を言い当てているのだろうと感心する。

アウトライン化すると言うことは、前後と上下の2次元で文書構造を示すと言うことだ。
ところが、本には前後関係しか残らないとマニュアルバイブルはいうのだ。
制作者がどんなに上下の階層を意識して原稿を書いても、読み手は1ページ目の次は2ページ目と読み進み、1-1の次が1-1-1であろうと、1-2であろうと、次ページであることに変わりはないというのだ。
もちろん、だからアウトライン化は意味がないというのではない。
せっかく文書を2次元のアウトラインで設計するのだから、読み手にその2次元を意識してもらいましょうと提案するのだから。


チョイ上の自分史 わたし本 を作ろう!

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