単元を見開きにまとめる

2011/10/6 木曜日 – 10:36:35

啓学出版(今は存在していない)発行のマニュアルバイブル(絶版)という本があります。
この本から学んだことの一部をここに紹介していこうと思います。

単元を見開きにまとめる

自分史を書くということは、長い文章を作成することです。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。

文書を書く前にアウトラインを構想するとして、ある部分がやたら長くなることがある。
「粒度」が異なるというヤツだ。
例えば、1-1-1が0.5ページなのに、1-1-2が3ページというような場合だ。
説明するには、同格だが濃さが違うのだから、しょうがないじゃないかという人もいる。

確かにその通り。その通りなのでやむを得ない。
と割り切ってしまうこともアリだ。

しかしマニュアルバイブルは理想を求める。
「1-1-1と1-1-2のばらつきを何とかしろ」と要求する。
見開きでまとめるように、再構築しろと言う。
実に難しい要求だ。
ところが、これを実現すると、分かる人にはとても評価してもらえる。

「単元の長さをそろえる。それも見開きにまとめる」には目的がある。
前回投げかけた「本には階層がない」を打ち破る1つの技法が、単元の長さをそろえると言うことなのだ。


チョイ上の自分史 わたし本 を作ろう!

Post a Comment