情けは人のためならず

2011/10/8 土曜日 – 17:41:27

意外とまちがいやすい言葉の紹介です。

自分史を書くということは、長い文章を作成することです。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。

「情けは人のためならず」と言えば、誤認識される代表格となってしまいました。
文化庁による平成22年度の「国語に関する世論調査」でも過去の調査と大きな変化は見られないと結論されています。

根強い人気とも言える「情けをかけても、結局はその人のためにならない」です。
なぜ誤用されるのか、これはある一面、それが真実だからかと思います。
一度きりあるいはキリのない情けで立ち直る人もいれば、それが甘えを助長することになる人もいます。
情けを当てにする人もいることでしょう。

国語の問題ではなく処世術として、「情けをかけても、結局はその人のためにならない」が正しい限り、この誤用は無くならないのでしょう。
ちなみに上記調査に寄れば、正用と誤用の割合は拮抗しています。


チョイ上の自分史 わたし本 を作ろう!

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