題材メモを元に題材を拡張する

2011/12/2 金曜日 – 16:07:42

世相史という言葉を耳にするようになりました。時代時代を独自の視点で切り取って読み解いた文書です。
この世相史、どうやって書くのでしょうか? その手法を解説していきます。

自分史を書くということは、長い文章を作成することです。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。

世相史を書こうと思ったら、まず題材メモを書き出します。
その題材メモが集まったら、その次は?

じゃあ、原稿を書いてみようということになりません。
集まった題材メモを元に、更に題材を拡張するのです。

なんだか回りくどいかもしれません。でも必要な工程です。
というのは。

ほかの文書なら、題材が集まったら、それを並べ替えて取捨選択するだけで目次構成が決まっていくのです。
しかし、世相史は、特にグループで書く世相史は、題材勝負のようなものなのです。
どう書くかより、何を書くかがキモなのです。
また、題材が絞れきっていないと、異なる題材のはずなのに、原稿を書き上げてみると、なんだか重複しているなーと思うことがあるのです。

というわけで。
一通り題材メモが集まったら、その題材メモを見ながら、もっとほかに書く題材がないか、ちょっと考えてみるのです。

これはいらないなーとか、これとこれは重複しているな-、という判断は、このアトです。
まずは題材が多すぎる状態にまで持って行きます。


チョイ上の自分史 わたし本 を作ろう!

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