ドンピシャリ

2012/1/6 金曜日 – 12:35:01

以前はよく耳にしたり目にしたりした言葉や表現で、いつの間にか使われなりつつある言葉や表現がありませんか?
今の流行には合わないのかもしれませんが、死語にはしたくないことを1つずつ紹介していきます。
ドンピシャリ

自分史を書くということは、長い文章を作成することです。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。

ドンピシャリを辞書的な意味は、ぴたりと当たること。
一分のずれもなく的中というくらいだから、けっこうな自信のあることのはずだから、
本当の意味は、ぴたりと当たって嬉しいときまたは強調したいときに、使う感嘆語。

その昔、昭和時代に勤めていた出版社の先輩が、割付(原稿のレイアウト調整)指示がうまくいき、予想どおりの分量に収まったときに、よく「野見山君、見て! ドンピシャだよ」と自慢していた。

当時は、手書き原稿に赤字を入れたものを印刷屋さんに入稿していたので、正確な文字数は分からないのだった。
しかし、馴れと経験とは不思議なもので、ぼくですら、だいたい何ページくらいというのが分かってくるようになる。それでも1ページあたり10行くらいのズレは誤差と見なしていたが、その誤差無しでぴったり収まったときに、「ドンピシャ」と自慢されるのだった。


チョイ上の自分史 わたし本 を作ろう!

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