断腸の思い

2012/1/23 月曜日 – 12:30:26

故事成語やことわざの紹介です。
断腸の思い

自分史を書くということは、長い文章を作成することです。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。

言葉というものはインフレするもので、よく使われる言葉はどんどん薄っぺらくなっていきます。
「断腸の思い」もけっこう軽々しく使われている言葉の1つだと思います。
新聞やテレビのニュースで報道されるような要人が問題の渦中にあって会見するときに[断腸の思いで決断した]などと言うことがありますが、その由来ほどの思い出はきっとないと思います。

断腸とは子猿を捕られた母猿が悲しみのあまり悶死し、その腸がちぎれていたという故事に由来します。
ホントにあった話ではないと思いますが、悶死するほどの辛い思いでないことに対して、使ってほしくない言葉です。


チョイ上の自分史 わたし本 を作ろう!

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