作文試験では、持ち時間の半分は構想に

2008/10/9 木曜日 – 5:46:12

文書作成と直接関係ないかも知れませんが。就職試験などでときどき作文試験(小論文)が出されることがあります。
例えば、持ち時間120分で「1200文字以内で、○○について述べよ」などです。

自分史を作成するうえで、文章作成はメインの作業です。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。

120分なら、60分は原稿用紙に触るのを我慢しましょう。

頭の中でテーマを考える。下書き用紙に書き出す。思いついただけ書き出す。
それぞれのテーマでネタになりそうな題材をこれも考える。下書き用紙に書き出す。
思いついただけ書き出す。

ここまでで30分かけましょう。

周りの人たちを見回して。
みんなの書きそうにないテーマと題材はどれなのか考えます。
ここに10分かけます。
つまりテーマと題材選びに40分かけるのです。

そのテーマと題材を元に、頭の中で、書き始めます。
頭の中だから、書き直しも自由自在です。
しかも書くスピードもめちゃくちゃ速いはずです。

ひととおり、頭の中で、書き上げたら、
下書き用紙に、あらすじをメモしていきます。
ここまでで何分経っていますかね? おそらく50分くらいでしょう。

では10分休憩です。

気持ちが客観かつ冷静になったところで、
下書きを見ながら、一気に書きましょう。
1200字、つまり400字詰め原稿用紙3枚です。
あらすじも決まっているので、30分ほどで書き上がります。

あと30分あまっていますね。
では5分休憩です。

気持ちが客観かつ冷静になったところで、
初めから読み直しましょう。
誤字脱字、論理的におかしな所を訂正します。

あと何分残っていますかね?
おそらく、10分くらい残っているはずです。

荷物を片付けて、原稿用紙を提出して、帰りましょう。
周りの人たちにプレッシャーをかけるのです。

これで大丈夫!

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