管制システム故障の原因は基板不良

2008/3/8 土曜日 – 13:47:04

国交省東京航空管制部は、2月18日にレーダーシステムが故障した原因をコンピュータで使用されていた基板不良と発表した。
この基板のメーカーはNECで、当日は100便以上の飛行機に影響が出た。
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自分史を作成するときに必要不可欠なものは自分史のネタです。
自分史のテーマとして地味なテーマを選んでも、ネタ次第でとても面白くなります。またテーマがどんなに希少価値があったり、興味をそそるものであっても、持ちネタが乏しければ十分な吟味で取捨選択できずにすべての持ちネタを使わざるを得ないことになります。自分史を作成するときにネタが豊富にあるかどうかは、読んでおもしろい、チョイ上の自分史を作成しようと思ったらため込んでおくに限るのです。
ここでは、自分史のネタ集めとして、ニュースを元に思い返す出来事を書いていきます。

今から15年ほど前のこと。
ぼくがいた部署は販売会社へ製品のサービス技術を伝えることが使命、交換部品の提供やサービス(修理)技術の提示も行う。

あるとき、販売している製品の一部に不良基板が含まれていることがわかり、この件に関しては無償交換することになった。
けっこうな数の修理になるということで、メーカー側の誠意として、基板交換作業をぼくの部署も行うことになった。
人手が足りないので、派遣会社から派遣してもらって、総勢10人ほどで販売会社の作業場に向かった。
(この話はぼくが転職してくる前のことなので、伝聞です)

派遣された方々は、その作業場で現地集合だったのだが、なぜか、場違いなおばさんがきていた。
「えっ、この人半田付けとかできるの???」と言うオーラがその人を含めて作業場一帯に充満したらしい。

基板交換が始まって、その予感が適切だったことがわかる。どうやら、生涯を通じて始めて半田ごてを触ったらしい。
誠意を見せるためなので、作業場にはそれほどの緊迫感もないのだが、そのおばさんひとりだけ過緊張状態だった。
仕事としてお金をもらうのだから、日給分は働かなくてはいけないという責任感がプレッシャーになっていたらしい。

その何とも言えない雰囲気の下、やがてお昼になった。
そのおばさんはお弁当を食べ終わると、課長に「銀行に行ってきます。」と言って、2度と戻ってこなかった。

らしい。

チョイ上の自分史わたし本なら文研ビズ

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