土井さん、宇宙から無事帰還

2008/3/28 金曜日 – 11:39:30

土井隆雄さんらを乗せた米航空宇宙局(NASA)のスペースシャトル・エンデバー号が日本時間27日午前に、ケネディ宇宙センターに帰還した。
日本の有人宇宙施設「きぼう」の設置作業は、次回打ち上げ予定のディスカバリー号に搭乗予定の星出彰彦さんらが担当する予定。
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自分史を作成するときに必要不可欠なものは自分史のネタです。
自分史のテーマとして地味なテーマを選んでも、ネタ次第でとても面白くなります。またテーマがどんなに希少価値があったり、興味をそそるものであっても、持ちネタが乏しければ十分な吟味で取捨選択できずにすべての持ちネタを使わざるを得ないことになります。自分史を作成するときにネタが豊富にあるかどうかは、読んでおもしろい、チョイ上の自分史を作成しようと思ったらため込んでおくに限るのです。
ここでは、自分史のネタ集めとして、ニュースを元に思い返す出来事を書いていきます。

宇宙ロケットといえば、アポロ11号の月着陸がいちばんの思い出。
1969年7月20日の何時だったかはわからないがたしかNHKのニュースでアームストロング船長の声が何度も何度も流れていた。
この世紀の大イベントは、数ヶ月前からアメリカは大々的に宣伝し、数日前からクラス中の話題だった。

担任だったタムラ先生はこういった。
「おい、みんな。月にいくってのは大変なことぞ。でも月から戻ってくるのはそれよりもっともっと大変難しいとぞ」
クラスのみんなは興味があることなので、おとなしく聞いている。
「月に行くってのはな、例えて言うと、ここから八木山峠にいるかをピストルで撃ち殺すようなことだ!」

八木山というのは、飯塚市から博多方面に向かう間にある山のこと。博多に行くときはこの八木山を越すか、冷水峠を越すかのどちらかの道を通るしかない。
ぼくの通っていた仁保小学校は八木山から10kmくらい離れている。
(へーえ、それは無理だろうなぁー)とぼくは思ったものだ。
そもそも八木山にいる蚊なんて見えるわけない。
どんな望遠鏡で見るんだろうと思っていた。

「けどな、月から戻ってくるのはな」さらにタムラ先生は続ける。
「博多の県庁にいる蚊に、ここから後ろ向きでピストルで撃ち殺すようなものなんだ!」
「えーーーーーーーっ」とクラス中がどよめいた。
博多といえば仁保小学校から60kmくらい離れている。
しかも「後ろ向き!」

月着陸は7月20日、この日は終業式の日のはず。タムラ先生がこのたとえ話をしたのが、7月20日だったかどうかは覚えていない。
ホームルームの時間にしゃべったのか、理科の授業中に話したのか、あるいは給食時間のときのおしゃべりだったのかもしれない。よく覚えていない。
でも、このたとえ話だけは、今でもはっきりと覚えている!

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