ペルソナの法則

2008/12/5 金曜日 – 19:18:32


書名:ペルソナの法則―イメージ・マーケティングでビジネスに成功する法
著者:デレック・L. アームストロング、訳者:徳永 守也

自分史を作成するうえで、市販の書籍は参考になります。
市販の書籍は、プロの作家がプロの編集者と二人三脚で出版した本ですから、自分史作成の基本要素である、テーマ・題材・構成・文章表現、いずれも自分史を実際に作成するときのお手本になるに違いありません。
自分の知識と経験を綴るカタチの自分史を作成するときも参考文献は必要です。
ここではわたしが読んだ本を感想文のカタチで紹介します。自分史を作成する際の参考情報になれば幸いです。

文章を書くときに必須ともいえる作業がペルソナ読者の設定なのだけれど、マーケティングにもペルソナがあることをつい最近知ったので、読んでみた。
ここでいうところのペルソナとは心理学用語にもっと近く、そのサービスあるいは商品はたまた企業をイメージさせる存在のこと。
ターゲットを絞るということではないらしい。

ターゲットを絞るという意味でペルソナマーケティングと称している人もいるようだが、この「ペルソナの法則」ではそのような使い方をしていない。

ぼくも脱サラして開業したのだが、この「ペルソナの法則」は開業前に読んでおけば良かったと思った。
ペルソナの要素として8つに分類しているのだが、その6つ(イメージ、現実、オーダーメイド、信頼、非妥協、調査)までは納得する。
残り2つ(成長、独立)は、企業が大きくなってからの話なので、まだ実感できないのである。
6つの原則を使って安定し、企業が大きくなってからの2つの原則を実感したいものだ。

なお、この「ペルソナの法則」はビジネスマン全員に向けられて解説されている。
サラリーマンでも、起業間もない人も、個人も。それぞれに向けたメッセージが各章ごとに用意されている。
至れり尽くせりである。

チョイ上の自分史わたし本なら文研ビズ

Post a Comment